お久しぶりです。
仕事が忙しくなってきたことや、その他プライベート事情などもありかなり更新を休んでいました。。
そもそもの釣行頻度が大きく落ちてしまっていたこの頃ですが、それでもやっぱり青物と磯ヒラだけは情熱が多少薄れこそしても、無くなることは無いようで・・・
3月某日、良さげな海況&謎に寝つけない夜ということもあり、仕事前に思い切って磯へ行くことに
片道1時間半かけて到着したものの、実際に釣りができるのは実質40分ほどしかない・・・
そのうえ久しぶりの釣行で準備に若干手間取ったものの、薄暗いうちにゴロタ混じりの磯に到着
いざ海に出てみると、予報から想像していたよりも風も波もうねりも少なく、磯ヒラを狙うには若干物足りない状況
恐らくベストコンディションだったのは昨日だったのだろうな、、今日は魚が出るとしたら薄暗いうちに表層直下だろうな、、、などと想像しつつ、どのみち今日は短時間釣行なのだから好都合と考えを切り替えてタックルを準備
波が物足りない状況であれば、自分のこれまでの(少ない)経験上1番魚が出るのは表層直下のはず
ということで、こういう状況に備えて購入したSHIMANO COUNTER WAKE120Fを選択
※本当はBlueBlueのガボッツ150が欲しかったけど売ってないので・・・
COUNTER WAKE120Fは初めて使うけど、有効な場面として想像していたのはまさにこういう状況
時間も残り少ないので迷わず1番の実績ポイントへ
このポイントは沈み根の位置もある程度把握しており、1番ヒット率が高いのは立ち位置を右側に取り、正面から斜め45度~60度ぐらいに投げて流れに漂わせながら沈み根の上を通すコース
ただ、今日は凪のため沈み根周りには全くサラシが出ていないため、あえて立ち位置を左側にとり、右側の磯際に出ているショボサラシを通すコースへ3,4回ほどキャストするもノーバイト
まだ薄暗いのでルアーを目視することはほぼ出来ないが、この3,4回のキャストでルアーが水を噛む感触を感じ、自分の中の求めていたルアーにかなり近いと判断
反応がないので、ここまで凪の状況で釣れたことは無いものの、実績のある沈み根を通す立ち位置にポジションを変更し、1投
少し早めのリトリーブで通したが反応がないため、2投目は巻きスピードを若干落として横からの流れに乗せて漂わせるイメージでリトリーブ
すると、「ズンッ」というような重たい感触と同時にロッドが絞られドラグが出されていく
エラ洗いをしないことと、どちらかと言えば下に潜るような走り方から一瞬青物かと思ったけど、ファーストダッシュが割とすぐに終わったので良型のヒラと確信し、追いアワセを入れてファイト開始
タックルが比較的ライトなので強引なやり取りは出来ないものの、沈み根が点在しているのであまり自由に走らせるわけにもいかないので若干ドラグを締め、少しずつ寄せていくとやはり良型のヒラスズキ
ランカーには届かないものの、ロッドパワー的に抜き上げは出来ないサイズなので内心ヒヤヒヤしながら小さい波を待ち、何とかズリ上げに成功し無事キャッチ
釣れたのは70cm、ウェイト4kgオーバーの良型ヒラスズキ
久しぶりにこの手に収め、しっかり眺めたけどやっぱりヒラスズキは美しいしカッコイイ
寝付けなかったとはいえ流石に眠たかったけど、この瞬間があれば眠気なんて一瞬で吹き飛ぶし、この後の仕事もどんなに眠くてもこの魚を思い出すだけで頑張れる。笑
たった5,6投での出来事だったけど、出勤前ということもあるし周囲も明るくなってきたのでここで撤退
ロッドはアブガルシアのソルティーステージ プロトタイプ シーバスモデルの1062Mで、スペック上はMax50gだけどかなり細身で柔らかいタイプ
ただ、重ためのルアーも含めてキャストした時のブレの少なさから柔らかくてもしっかり芯はあるという印象だったので、ある程度パワーが求められる磯ヒラにも使ってみたけど、無理は出来ないけどズリ上げ可能な磯であればこのぐらいの魚なら十分対応できるという印象
むしろアベレージサイズを考えれば、感度も良好で幅広いルアーを扱えるので魚とのコンタクト回数を増やすなら十分アリだと思う
正直、ここから1~2年かけてロッドを少しずつパックロッドに入れ替えていこうかと計画しているけど、このロッドの代用になりそうなパックロッドは現状では市場に無さそうなので長いお付き合いになるかも・・・??
【タックル】
ロッド:ソルティーステージ プロトタイプ XSBS-1062M(AbuGarcia)
リール:20ツインパワー C5000XG(SHIMANO)
ライン:ピットブル8+ 1.5号200m(SHIMANO)
ルアー:COUNTER WAKE120F(SHIMANO)