【インプレ】APIA グランデージXD 93JS

私が沖磯でジグ用として使っているショアジギングロッドの、APIA GRANDAGE XD(グランデージXD)93JSのインプレです。

【スペック】
全長:9.3ft(2.835m)
自重:355g
適合ルアー:60-150g
適合ライン:4-6号(PE)
適合ドラグ:10kg

私がこのロッドを購入したのは「150g前後のジグをなるべく楽に操作したい」という理由です。

今通っている沖磯では、場合によっては激流となり、100gや120gではボトムが取れません。
本当に激流だと、200g以上のジグを使う方もいるそうです・・・

通い始めた当初は、大型青物=プラッキング というイメージがあり、あまりジグを使っていませんでしたが、通えば通うほどプラグでは取り切れていない魚について考えるようになり、ジグの必要性を痛感しました。

とはいえ120gでは話にならないシチュエーションが多く、ロッドの購入が必要となりました。

この時考えた条件は「ジグの操作に特化した適度な硬さ」「150g以上のジグが使える」「体力を考慮し、10ft以下」という3つの条件で考えました。

ですが、市場に出ているロッドのほとんどはMax120gまでで、150g以上となると選択肢は非常に限られます。

そこで候補は、ZENAQのMUTHOS Accura 100H、ZENITHのストームライダー 97HHか95HHH、APIAのグランデージXD 93JSの3つに絞られました。

とはいえAccura 100HHを買ったばかりの自分は、再び高額なAccuraを買うことは出来ず、ストームライダーかGRANDAGEのどちらかで迷いました。

沖磯で会ったエキスパートの方々は、「ジグはZENITH」という方も非常に多く迷いました。
ですが、グランデージの開発者は以前DAIKOで”ロッキーショア パーガトリー”を手掛けたあの「松本 太郎」さんです。
以前から松本さんのInstagramを拝見しており、グランデージシリーズの開発に関する小話などもまめにチェックしていました。
DAIKOでも”JS(ジグスペシャル)モデル”はリリースされていたので、憧れていた”ロッキーショア パーガトリー”に近い部分があるのではないか?と考え、グランデージXD 93JSを購入しました。

ジグの使用感

私はPE4号+フロロ70lbを4ヒロというセッティングで使用しています。
ジグは80g~230gまで投げましたが、フルキャスト出来るのは150gまでです。
180gや230gも投げましたが、明らかにオーバーウェイトでした。

180g~230gの重さのジグに関しては、激流の中で磯際を攻めたい時にゆっくり、優しく30mぐらい投げる程度でしか怖くて使えません。
※明らかにオーバーウェイトなので、自己責任でお願いします

正直150g以上の重さを投げる人は極少数だと思うので、一般的な重さとして80~130g程度の使用感について語ります。

私は根際でヒットした時の事を考慮し、それなりの巻取り量もあり、パワーもあるツインパワーSW 10000PG(最大巻取り量:102cm)を使っています。

ロッドの短さやティップ~ベリーの適度な柔軟性や反発力もあり、非力な自分でも非常にシャクりやすいロッドです。
カタログスペック通り、150gのジグでもロッドが負けている感覚はありません。

また、ティップがガチガチに硬いわけでもないので、100g前後のプラグであればプラッキングもそれなりにこなせます。

ジグのシャクリやすさはタックル全体のバランスによっても変わります。
少し思うところがあって、ツインパワーSWのスプールを10000番から14000番に変え、巻取り量を少し増やした方がバランスが良くなるかもしれないと思い、次回の沖磯釣行で試す予定です。

パワーについて

こちらも残念ながら、メーター前後のシイラしか釣れていません・・・
※おまけに抜き上げ時にバラしました・・・

が、メーター前後のシイラで比較すると、Accura100HHよりもベリーが硬く、バット付近が曲がらないため支点がロッドの先端に近くなり、アングラーの腕力が必要になります。

とはいえ相手はメーター前後といってもシイラ、このロッドのバットが曲がるのは10kg前後のブリ、ヒラマサあたりからではないかと思います。

あくまでも”ロッドの先端部分が支点になるから腕力が必要だった”というだけの話で、ロッドのパワーが不足していたから腕力が必要だったわけではありません。

そのため10kgクラスのヒラマサ、カンパチ、キハダが回遊するフィールドでも十分に戦えるロッドではないか?と期待しています。

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