先日、伊豆のゴロタへライトショアジギングへ行った際の事です。
ジグもプラグも…ということで、DAIKOのLANCEMENT 103Mを持って行き、
40g前後のメタルジグやプラグを投げていました。
もともとLANCEMENTはジグ/プラグの汎用ロッドとして使っており、今までは特に不満もありませんでした。
ですが、最近メタルジグの釣りにハマりはじめ、以前よりはジグを重視するようになりました。
そうなると、LANCEMENTの柔らかさをデメリットとして強く感じてしまい、どうしても我慢できず、午後の後半戦に入る前にイシグロへ行き、良さそうなロッドが無いか物色。。。
LANCEMENTの代用ロッドとなるので、今回求める要素としては…
①ジグをある程度思い通りに動かせる操作性、ハリ
②潮の変化や魚のチェイスを感じ取るための、ある程度の感度(シャープさ)
③磯、ゴロタ、サーフ、堤防でそれなりに使える汎用性(10ft後半)
の3つでした。
③に磯と書いていますが、サーフ、堤防でも使えるスペックであることが前提なので、磯で大型の青物がかかったら諦める想定です。
また、欲を言えばヒラスズキにも使いたいので、ティップが硬すぎない方がいいなぁ…という、①とは相反する欲望も…(笑)
自分でも無茶苦茶だなぁと思いつつ、シーバスロッド(磯ヒラロッド)からライトショアジギングロッドまでを物色
最終的に目に留まったのが、SHIMANOのコルトスナイパーXR 106M/PSでした。
ジグ寄りのロッドを探してるのにPS(プラッギングスペシャル)という、矛盾しているような選択ですが、私はもともと柔らかいロッドが好きなタイプで、ジグを快適にシャクるためにある程度の柔らかさはむしろ必要だと考えています。
もちろん、ティップやベリーがジグの重さに完全に負けてしまうロッドは論外ですが、シャクりの際にティップやベリーが曲がり、ロッド自身の反発力で戻る程度のハリがあれば問題ないと思います。
その点、コルトスナイパーXR 106M/PSは、本音を言えばもう少しハリが欲しいなぁ…と思いつつも、自分の中で妥協できる範囲だと判断しました!
もちろん、ジグ専用ロッドを買うならもっと短く、ハリがあるロッドを選びましたが、今回探しているのは汎用性のあるマルチロッドです。
10ft後半という条件は外せませんでした。
他にも、APIAのGRANDAGE 106MHや、SHIMANOのコルトスナイパーSS 106M、ディアルーナ106MHも迷いました。
最終的な決め手となったのは、SHIMANOの「スパイラルXコア」を試したいという気持ちでした!
確かEXSENCE∞だったと思いますが、初めてスパイラルXコアが登場した時のプロモーションビデオが衝撃的で、磯でも釣りをする自分にとって、あの破談強度は魅力的でした。。。
というわけで、迷いに迷い購入した106M/PS
早速夕方に、沼津サーフにて実釣してきました!
まず初めに、40gのジグからキャスト
もともと使っていた、LANCEMENT 103Mよりもずっとシャープで軽く、ある程度のハリがあるので予想通り、自分にとって合格ラインと呼べる程度にジグを動かせます!!
これが出来ないのが本当にストレスで仕方なかったので、それだけで大満足!!
この日は結局青物は釣れず、コノシロ軍団を狙い撃ちしてコノシロキャッチで終了…(笑)
その後、中木の沖磯へ行く機会があり、お遊び用のライトタックルとして持って行きました!
いつもの重五郎屋さんにお世話になり、カツオ島へ上陸!
朝からトビウオが飛んでいたりと、釣れそうな雰囲気でしたが本命の青物はヒットせず、11時過ぎぐらいからシイラがチェイスしてくるのみ…
初夏のシイラの割にはスレていて、160mm以下のプラグ、それも早巻きじゃないとヒットしない状況のため、コルトスナイパーXR 106M/PSにチェンジ!!
BlueBlueのガチペン160をひたすら早巻き(スキッピング)して追わせ、時々ダイブさせる作戦でようやくヒット!
70cm前後のそこそこサイズですが、無事にランディングできました!
とりあえず一匹釣った感想としては…この竿、メチャクチャ曲がります!!
正直に言うと、想定以上に曲がりすぎて怖かったぐらいです…
SHIMANOのHPによると、~5kgまでは最適、~8kgまでは適、~10kgは可、となっていますが、70cm前後のシイラなので恐らく3kg前後…
そのサイズであそこまで曲がるとなると…ヒラマサの5kgが来たら獲れるのだろうか…
その後、最大サイズとなる推定メーターオーバーのシイラがヒットしましたが、下り潮に乗ってしまったこともあり、止める事が出来ず魚を追いかけてカツオ島を半周した挙句、プラグを破壊されて逃げられてしまいました….(;’∀’)
正直なところ、ロッドパワーに関しては若干の不安を覚える釣行となってしまいましたが、ロッドの本来のパワーを発揮するには、スパイラルXコアを信じて、もっとドラグを締め込まないといけなかったのかもしれません。。。
また、カツオ島は潮流がケタ外れに早いフィールドです。
今回も下り潮(神子元島方面へ流れる潮)がかなり速い状態で、150gでもボトムが取れない日でした。
その下り潮に魚が乗った状態での話なので、普通のフィールドなら違っていたかもしれません。
スペック上では、ドラグ値は最大4kgとなっています。
手元での計測なのか、ロッドに糸を通しての計測なのかでも変わりますが、手元での計測で4kgとなるとかなり締め込む必要があります。
恐らく2~2.5kgぐらいに設定していたので、次回は初期ドラグ3kgぐらいに設定し、魚を止める時は勇気を出して増し締めしてみようかと思います。
と、後半はロッドパワーに関するネガティブな印象を書いてしまいましたが、上記のように通常とは少し異なるフィールドでの印象です。
それ以外の要素(汎用性の高さ、軽さ、適度なハリなど)は合格点でしたし、ロッドパワーに関してもまだ判断できる段階ではないので、引き続きフィールドに持って行きたいと思います!
そのうちセカンドインプレッションも書くかも…!?