【インプレ】天龍 POWERMASTER Plugging 110MHKP

私がライトな青物プラッギング 兼 磯ヒラ用に使っている、テンリュウのパワーマスタープラッギングモデルのインプレをしたいと思います。

私がこのロッドを購入したのは5年ほど前になります。

機会があり、釣り初心者にもかかわらず五島列島へ磯ヒラ狙いの遠征に行きました。

その際使用していたのは、DAIWAのラブラックスFの12ftでした。

3泊の遠征の最終日、夕マズメのラスト1,2投という場面でヒラスズキがヒットし、無事にキャッチできたのですがランディング中に「パキッ」と・・・

このラブラックスFは遠征中大活躍で、80cmオーバー確実なランカーサイズを3,4回ほど足元まで寄せたりと、ヒラスズキとのファイトにおいては問題ないパワーがありましたが、いかんせんランディングに難がありました。

細竿なので、強引な抜き上げやずり上げが出来ないのです・・・

そして遠征最終日にロッドを折ってしまい、遠征を終えた私は「ある程度のサイズは強引にランディングできる頑丈な竿を!」と考えました。

そこで候補に挙がったのがテンリュウのパワーマスターシリーズです。

パワーマスターには「ライトコア」と「プラッギング」の2シリーズで11ftモデルがラインナップされており、釣具屋の店員に頼んでプラッギングモデルを取り寄せてもらい、店頭で両方触って考えました。

最終的に、「ライトコア」より「プラッギング」の方が若干柔らかく感じたので、「頑丈・かつ曲がる竿」が欲しかった私はプラッギングモデルを手にしました。

前置きが長くなりましたが、インプレッションに入ります!

インプレッション

【PWM110MHKP スペック】
全長    :3.35m(11ft)
自重    :315g
ルアー重量 :20-80g
適合ライン :PE2-3号
カーボン率 :84%
メーカーHP:POWER MASTER(パワーマスター)
スタッフブログ:ロッドの選び方(パワーマスター)

スペックからわかる通り、磯ヒラ専用ロッドと比べるとロッド自体の自重も重たいです(本来青物用なので当然ですが・・・)

が、プラッギングモデルのためティップが柔らかく、ルアーのキャストはもちろん、ヒラスズキを掛けた時もちゃんと曲がってくれるロッドです。

実際、磯ヒラに使う9cm台のミノーもキャストしていますが、特段問題はありません。

また、青物に使うダイビングペンシルも非常にアクションが付けやすく、オススメです!(本来の用途を考えれば当然ですが・・・)

メタルジグに関しては、ティップが柔らかいので上限は60gかと思います。アクションに関してはただ巻きやジャカジャカ巻き等、小さなアクションが主体なら問題ない、という印象です。撃投ジグなど、スラッグを使って動かす大きなアクションが必要なジグには向いていない竿です。

また、カーボンとグラスの割合によるものなのか、魚を抜き上げる際、当然ロッドは大きく曲がった状態になりますが、ロッドが折れそうな気配はありません!

個人的に一番気に入ってるのがこの折れない(折れそうにない)ところで、青物兼用で使う場合や、足場が高かったり、激荒れだったりで強引なファイト、ランディングが前提になる条件の時に重宝しています!

というわけで、一言でまとめると「磯でのプラッギングゲーム全般に使える汎用性が高い頑丈なロッド」というのが私の印象です。

多少重くてもいいから汎用性が高い頑丈な竿が欲しい!という需要はある程度ありそうに思いますが、市場にほとんど存在しないことを見ると、案外そうでもないのかなぁ?

いずれにせよ、私としては求めている要素を満たしており、今後も活躍してくれそうな良いロッドです!!

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