【インプレ】Fishman BRIST VENDAVAL8.9M

緊急事態宣言中なので、インプレばかりの釣りブログになってしまいましたが、懲りずに今日もインプレ記事を更新します!(笑)

というわけで、本日のインプレはFishmanのBRIST VENDAVAL8.9M

「100m砲」という謳い文句で有名なロッドです!!

色々考えた結果、今は手放していますが1年ほど使用したので、使用感などを書き綴ります。

インプレッション

メーカーHP:BRIST VENDAVAL8.9M

「100m砲」という謳い文句に惹かれて購入した、もしくは購入を検討している、という方は非常に多いと思います。

とかいう私もその一人で、ベイトタックルを使い始めてドハマりし、ベイトリールやベイトロッドを買い漁っていた時期があったのですが、その時に100mの壁を越えたいと強く考えており、VENDAVAL8.9Mを購入しました。

当初はDAIWAのタトゥーラCTを合わせており、サーフでのライトショアジギング等で30~40gのジグをキャストしていました。

ロッド自体がしなやかに曲がるうえ、キャスト後の収束が非常に早く、快適にロングキャスト出来るロッドだということはすぐにわかりました。

が、肝心の100mキャストはというと・・・大体70m~80mが相場といったところで、中々飛距離を伸ばすことが出来ずにいました。

また、私の技量不足もありますがバックラッシュを完全に防ぐことは出来ず、バックラッシュへの恐怖からなかなか振り切ることも出来ず、伸び悩んでいました。

その後、磯ヒラ用に購入したBLACK9のブレーキ性能が優れていることに気づき、VENDAVAL8.9Mに着けてみました。

BLACK9には「S-Mode」という強めの遠心ブレーキが付いており(任意でオフにできます)これが非常に優秀で磯ヒラでの強風時のキャストでも初期バックラッシュが殆どなく、安定して使えていました。

VENDAVAL8.9Mでは30~40gのメタルジグをキャストしましたが、やはりS-Modeは優秀で、なんとキャスト直後のサミングなしでもバックラッシュせずにキャストが可能でした!!(もちろん着水時のサミングはしています)

これにより、初期バックラッシュへの恐怖をある程度克服することが出来、100mキャストに向けて思い切っていろんなキャスト方法を試すことが出来るようになりました!!

色々と試行錯誤しましたが、私なりに出した結論としては、「勢いよくテイクバックし、バックスイングで最大限ロッドを曲げる事」が100mキャストへの近道だと思います。

比較的重たいルアーを扱うことが多かったので、「ペンデュラムキャスト」をメインに使っていましたが、いわゆる「バス投げ」に近いキャストで勢いよくテイクバックして思いっきりロッドを曲げ、あとは曲がり切ったロッドを開放するだけ、というイメージでキャストした時が一番飛距離が出ました。

実際、巻取り回数での計測ですが、BLACK9(巻取り93cm)で110回と、ほぼ100mに近い飛距離を叩き出すことに成功しました!!

というわけで、試行錯誤は必要だと思いますが「100m砲」という謳い文句は間違いではないと思います!!

手放した理由

一言でいえば「私の釣りにおいては必要性があまり無かった」のが理由です。

狂ったようにベイトタックルを使っていた時期があったのですが、冷静になってみると「スピニングの方が有利な釣りがある」という事に気づいたので、今ではターゲットや釣り方によってスピニングとベイトを使い分けるようにしています。

そうなった時に、シーバスゲームでは私の場合、FishmanのRIPLOUT7.8Mで十分事足りていましたし、サーフゲームやライトショアジギングでは無理してベイトタックルを使う必要はないし、ロックフィッシュに使うには張りが足りないし、磯ヒラには短いし…ということで、私の場合はVENDAVAL8.9Mを使うシチュエーションがあまり無いことに気づきました。

そこで、買いすぎた釣り具の整理をした際に手放すことに決めました・・・

ただ、シーバスゲームで太糸を使ったパワーゲームでなおかつ遠投が必要なシチュエーションや、アカメなどの怪魚釣りにおいては本当に使い易いロッドだと思いますし、私はスピニングでいいや、という結論になりましたが、ライトショアジギングにおいても使い勝手は悪くないので、純粋にベイトタックルが好きだ!!という理由で使うのは自由だと思います(むしろそういう人は好きですw)

と言うわけで、もし検討中という方が居れば少しでも参考になれば幸いです。

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